愛知県美術館【シャガール展】
- 2014年06月07日
- 色のこといろいろ
愛知県美術館【シャガール展】
昨日や~っと!行ってきました!
色彩の魔術師とか詩人とか呼ばれるだけあって、シャガール作品のカラフルさには息を飲む。
カラフルさも、もちろんいいけれど。
私は特に!シャガールのあの目の覚めるような青の使い方が好き。
【メッス大聖堂内陣北側薔薇窓:シンボルに囲まれたキリスト】のステンドグラス前に立ったときは鳥肌がたった!
青好きにはたまりません!あの深い深い青。
色のシャワーを浴びているような感覚になって癒された~(*^^*)
中世では教会のステンドグラスを透過したさまざまな色の力が病を治すと考えられていました。
「色」は電磁波と呼ばれる光のエネルギーの一種です。
波長の違いによって紫外線や赤外線となり、目で見える波長を可視光線(色)といいます。
さらに、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫などの色の違いは、この可視光線の波長の違いによるもので、それぞれに性質をもち、体や心にも影響を与えます。
色の光を用いた心身の治療は、古代から行われてきました。
ギリシャ時代、病気の治療に色を使ったと言われ、中世においては、ステンドグラスの色の光が利用されていたのです。
だから「癒される~」って感じるのも私が単に「色好き」だから…というわけではないんです 笑
そうそう。もともとシャーガルの姓は「シャーガル(Chagal)」だったってご存知?
それに「エル(l)」をもうひとつ付けて「シャガール(Chagall)」にしたというエピソードがあります。
フランス語で「エル」とは「翼」のこと。
シャガールは閉鎖的な東欧ユダヤ人の世界からパリへ飛び出していく際に改名したそう。
文字通り翼をつけて新しい世界へ飛び立ったわけですね。
なんだかそんなシャガールの感性も好きなんだな~。
しっかり全展示作品図鑑も購入しちゃいましたので、たまにパラパラやって癒されようと思います☆
愛知県美術館で明日までシャガール展やってますよ!


