病とは治療するものにあらず

大きく頷いてしまいました

―もちろん薬などは一切飲まず。 野口 飲まないですね。飲んだことがない。なんで薬を飲まないかというと、体に変調を来したとき、薬によって治療してしまえば、生命自体の働きを使う必要がなくなってしまうからなんです。これは薬の働きを否定しているというのではないんです。本来自分でできることを薬に外注してしまうということが問題なんです。人間の機能は使わなければ退化していくもので、薬によって働きを抑制していたら、生命自体の機能、反応も鈍くなってくる。ましてや解熱剤にしても下痢止めにしても吐き気止めにしても、出るべくして出てるものを無理やり抑えつけているわけで、そんなものを溜め込んでいけば、いつか耐えられないような変調がやってくるかもしれないわけですよ。

情報源: 「病とは治療するものにあらず」──全生を説いた体育家・野口晴哉の思想と実践・後編 | DOZiNE

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