受より与のが先


カラーセラピスト公式勉強Chapter4、5をリクエスト開講しました。

「Red &Green」「Blue &Orange」の補色に特化した回です。
この勉強会は「色」の勉強というよりは、色の持つキーワードの本質(例えば:怒りや嫉妬などの本質など)を理解することが目的なので、心理学要素が非常に濃いのです。その中で「与えることが先」という話をしました。

托鉢ってご存知ですよね?お坊さんがお椀のようなものを手に持って金銭や食料などをいただく行為。
あれの本当の意味?ってご存知ですか?

托鉢はいただいたものを、寺院に役立てるという目的もありますが。
もう一つ重要な目的は、施す側、つまりお布施(金品を出す)側に、徳を積ませるということです。
托鉢のお坊さんは何かいただいてもお礼は言わないそうです。
「いただいたらお返しをする」文化のある日本では、頭を下げたり、短いお経を読んでお礼?のようなことをするお坊さんもいらっしゃるようですが、基本、お礼はしない。
お礼を言ってしまうと、自分(僧侶)のための行為に限定するような意味合いとなってしまうことを避けるためだと言います。

自分のものを人に分け与える行為は、尊く、その人の心にも満ち足りた想いが湧くことでしょう。
そして施し(徳)は、この世をよりよいものへと変化させていく。
そして巡り巡っては、自分をより良く変化させていく。

勉強会では、カラーとは関係ないですが、カードを出動させて説明することもあります。(絵の方が分かりやすいからね)

私の教えるワンセルフカードにも「与」というカードがあります。
広げた手は、人によって「差し出している手」に見えたり「受け取っている手」に見えたりします。
どちらの時にも「手」を差し出しますよね。

セルフセラピーカードにも似たようなこと意味するカードがあります。
「与える」ことがテーマと「受け取る」ことがテーマの2枚。
数字的には「与」方が先。
「受」が後。

どういうことか?というと、人生レッスンとしては、与えるより受け取る方が、実はずっと難しいということです。

だから先ずは「与えること」そして、与えた相手からの「お返し」を期待するのではなく、それは巡り巡って自分へ戻ってくるのだと信じること。
受け取った者も「その人へお返ししなきゃ!」ではなく、お返しはそれを必要としている人へ送っていくこと。
循環させること。
簡単に言えば、自分が与えたものが戻ってくるって話。

出さなければ、入ってもこないよ〜。
そして、与えたものが返ってくるわけだから、良いものを渡していこーね。
そんな話をしながら終了しました^ ^

この日は、夕方からお寺で「臨終念仏」へ参加し。
瞑想の中で色々とまた感じることがありました。ありがたや〜

ワンセルフカード詳しくは
http://mamachi.pupu.jp/oneselfcard.html
セルフセラピーカード詳しくは
http://mamachi.pupu.jp/selftherapy.html
TCカラーセラピスト公式勉強詳しくは
http://mamachi.pupu.jp/tc.html#tcb

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